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崖のの上からやってきたのはポニョではない。


『ポニョ』、見に行きました。
このテーマタグを付けていうのもなんだけどここは素直に。
「ジブリ作品として物足りない」気がして寝付けない。

クライマックスに至るまでのカタルシスがないんだよね。
基本、みんないい人になっちゃってる。
悪者がいれば良いわけじゃないけど。
以下、ネタバレっぽくなるので反転。
ポニョがそうすけを好きになった理由が明白でない。
(だが「ポニョ、そうすけ好き〜!」のセリフと絵面がかわいすぎる)
ポニョの父は結局何をしでかすつもりだったのか。
ポニョが魔法を使える設定の裏が見えてこない。
幽霊船に落ちる人工衛星…人死にがでたかはあえてぼかすのか!
そうすけの母はなぜ再びひまわりに戻る必要が?そうすけに灯台役を任せた?
魔法で大きくしたおもちゃの船で水没した島を母探しの航海。
途中大きな漁船に出会うのだが、大人は船に5歳児二人乗ってたら救出しないの?
当たり前の様に見送るのがご都合主義というか。
キスで人間になれるポニョはそれを知ると…余韻を残さないエンディング。
しかもよく考えると事件はポニョがマッチポンプ式に起こしてるではないですか。


設定不足は中学生が描いた架空アニメキャラの設定ノートみたいに
あまりにキッチリしてると動かしづらいからってのはわかる。
でも「視聴者の妄想で補完してください」って部分が多くね?
『トトロ』も、妄想の余地がありまくりであれは楽しかったんだけど。
なんだろね、他のジブリ作品との違いって。

低年齢を意識しすぎて逆にお子様にそっぽを向かれた感じが。
だって、映画がはじまる前はお子様達がめいめいに
ポニョポニョ歌っていたのに、映画のエンディングで
その主題歌がかかるとみんな沈黙だったんだぞ?

◆こんなに文句を言う私って…。
1)誰でも知ってる名作をけなすことで自分がすごい人な気分になりたかった。
2)悪い評判を耳にしてしまい正しい視聴に影響を及ぼした。
この2つのどれでもないです、断じて。

3)宮崎作品に夢を見すぎていた。
多分これです。
Spirited Awayが神がかりすぎたんだよ!

まぁ、『ポニョ』も序盤は神がかっている。
後半伏線回収時に「回収し切れてないだろ」と思うものが。
「お子様向けだから」は言い訳にならない
お子様はそういうのは逆に気にする!

そうすけがちょい大人びたセリフを言うのもおかしかったし
母と子の空気もよかったし。楽しい部分もあるのになんだろうねー。
野原家(みさえ)の息子じゃなくてよかったね、そうすけ。
親の名を呼び捨てにすると叱られる家庭だからな、あそこは。

ゴーストワールド

評価:
ダニエル・クロウズ
アスミック
¥ 2,325
(2007-03-02)
JUGEMテーマ:洋画

この映画は音楽もいいと思う、です。
というか音楽が空気を作っている。

高校を卒業しても進路を決めず、
何だってできるはずと世の中を甘く見ちゃってる親友オンナノコ2人組が主人公。
興味本位で音楽マニアの中年に付きまとう事で話が展開する。

オンナノコ2人が主人公と書いたがそのうちの1人、
メガネっ娘イーニドのキャラが立ちすぎて
そっちが目立ってる。片方レベッカは被害者みたいな。
絵が好きで絵日記を描いているが美術講師には才能が認められない、
簡単なバイトですら「マニュアル通り」が納得いかず1日でクビになる、
レベッカの部屋探しにけちを付けつつ職もないのに居候しようとする…
見てれば見てるほど他人じゃない気がする。

中年男性シーモアもヤヴァイ。
女性が「このブルースいいわね」と挨拶のように言うと、
「これはラグタイムと言ってね。厳密に言うと…」と
分かり易いオタクのそのもの状態で饒舌に語りだす。
そら普通の女性はどん引きだろうよ。

私は文章が下手だから何を書いてもネタバレになりそうだ!
イーニドのような部分って誰でも持ってるんじゃないかと思う。
若いなら特に。

キャラが立ってる登場人物は他にも数人いて
くすりと笑わせられるシーンは何度もある。
美術講師の芸術に対するセンスが好きだ。
調べたら、この映画は人気コミックが原作だそうだ。
みんなのキャラが強すぎるよ、道理で。

やっぱり創作漫画で読者をひきつけたいなら
(ってか、漫画を描いてる時点で読者をひきつけたいはずだ!)
程よく濃いおもしろキャラクターはいっぱいいた方がいいよな。
人気漫画の主役脇役は大抵非凡だ。

華氏 911

評価:
ドキュメンタリー映画,マイケル・ムーア
ジェネオン エンタテインメント
¥ 1,994
(2004-11-12)
JUGEMテーマ:洋画

911はあのビルがテロで崩壊した日。
当時は私もさすがに第3次世界大戦でも起こるのでは?と怖く思ったけど、
子ブッシュは機転を利かしそれで国民を操った…。

見てる人の脳をがんがん揺さぶるドキュメンタリー。
ジョージブッシュが選挙に勝つところからの4年間というか、
お金が絡むところの政治的トリックというか。
政治家って結局金とコネか、って感じと
国民を不安で躍らせ操る手腕の怖さとか。

映画の内容を鵜呑みにしそうになったけど、
wikipediaさんを見るとブッシュさんの仕事と映画の内容に矛盾が。
大量破壊兵器は無かったのを前提で映画を仕上げてるから…かな。
確かに無かったんですけど、その公式発言が出たの2005年だし。

選挙に勝つために投票用紙の配り方に不正を働いたとか、
ビンラディン氏とブッシュ親子に交友関係があったとか、
テロの直後にアメリカにいた彼らを国外に逃がしたとか、
アメリカの軍事企業が儲かれば実は儲かるあの国とか、
イラクは何も悪い事して無いのに国民の目をそらすため攻撃とか、
国民のプライバシーぼろぼろの愛国法とか、
さすが、ホワイトハウスから注意人物視されてるマイケル・ムーア氏。
深いところに突っ込みすぎだわさ。

この映画が本国で公開されても2004年の大統領選挙はブッシュが勝った。
何が事実かというよりもののとらえ方の1つを示した映画なのかも。

レザボア・ドッグス(Reservoir Dogs)

評価:
ハーヴェイ・カイテル,クリス・ペン,ティム・ロス,スティーヴ・ブシェーミ,クエンティン・タランティーノ
ジェネオン エンタテインメント
¥ 2,339
(2008-02-22)
JUGEMテーマ:洋画

相方がこのところよく蔦谷さん(なぜ漢字)から映画を借りて来る。
こないだは『パルプフィクション( Pulp Fiction )』。
クエンティン・タランティーノ監督つながりですにゃ。
『レザボア・ドッグス』の方が初監督作品。
相方はどちらも見た事あるらしい。

『誰が警察の犬?』
って話。
ギャングのほうそくがみだれる!

血が嫌いな人は見ない方がいいね。
それもタランティーノ監督らしさなんだけど、
いきなし銃で撃たれて死にそうな状態の人が出てくるし。
簡単に銃の引き金が引かれる世界の恐ろしさ!
私「何でそんな映画ばかし〜!(涙」
相方「ほら、生理だと思えば」
私「自分の血すら見たく無いんだよ!」

でも映画の話のうまさについつい見入ってる私。
音楽の入る間とか、いちいちかっこいいんだよ!
間に挟まる「どうでもいい話」も『らしさ』だよな。
『ライク・ア・バージン』について自分の意見を述べたかったともとれる。

事の始まりから終結まで、なにがどーしてどうなったかは
見てくれとしかいいようがないですな。

レビューのくせに具体的に語ってない気がするが、許せ。

『デス・プルーフ』 in グラインドハウス

評価:
ヴァネッサ・フェルリト,ローズ・マッゴーワン,ゾーイ・ベル,ジョーダン・ラッド,トレイシー・トムズ,メアリー・エリザベス・ウィンステッド,カート・ラッセル,シドニー・タミーア・ポワチエ,ロザリオ・ドーソン,クエンティン・タランティーノ
ジェネオン エンタテインメント
¥ 3,032
(2008-02-22)
JUGEMテーマ:映画

『女を痛めつける変質車男は悲惨な目にあえ!』
20文字で書くならこんなあらすじ。

グラインドハウス』ってのは昔のアメリカのB級映画を
上映してた野外映画館みたいなのの呼び名からとっています。
音声はカーラジオのチューニングを合わせるアレね。
私も映画でしか見た事ないけど。

で、その映画館のイメージで作ろうと
乗っかった映画がクエンティン・タランティーノ監督の『デス・プルーフ』と
あとで紹介するロバート・ロドリゲス監督の『プラネット・テラー』ね。
この2人の監督は仲がいいらしい。
きっとサンデーとマガジン以上に仲がいいだろう。
当時の雰囲気を出すためにこの2作品は初公開のアメリカでは同時上映。
わざとフィルムにノイズが入ったような演出をしたり
それどころかフィルムが欠損(!?)してる演出とか
音楽やテロップや撮影手法が古臭かったり。
嫌でも「いつの映画だよ!」と思いますもの。

いうなればデチューンですよ。
でも、この場合はCGバリバリだからどんな事が起こっても
安心して見てられるよという感覚ではなく、
逆にアクションが生々しくて見ててゾクゾクします。

序盤で女の子たちのどーでもいい話が続くと
それどんな「らき☆○た」?って思うけど
これはちゃんとした前菜。
恐ろしく悪い(えげつない)おっちゃんが出てきてな。
本筋はどこまでも突っ走るカーアクション。
体をはりまくったスタントウーマンも!
話は最高な爽快感のまま終わります。
(主に女性の立場からして。)

ストーリーの回収は気にしない!
…なぜならそっちの方がかっこいいからだ!

タランティーノ監督自身も俳優として出てるのでチェックだ。
「えー、そんな役でいいの!」
役者として変にでしゃばりすぎるよりいいのかな。


(分かりやすい、つーか便利なのでamazonへのリンク。スミマセン。)
で、こっちが『グラインドハウス』という企画のもう1作品
ロドリゲス監督の『プラネット・テラー』ね。

『機密ウイルス計画の崩壊を防ぐ足が銃の女!』
20文字であらすじを書くとこんな。
…こっちのが情報量多いか?

タランティーノ監督はこっちにも友情出演してます!
本当にそんな役でいいのかあなたは(笑)

こっちはゾンビ映画です。
CGや特殊メイクだと分かっていても
皮膚ドロドロの臓物パーン!じゃ、なぁ。
グロ苦手なので普通なら見なかったはず。
でも、片足が長身の銃の女性のイラストで
『アニメージュ』の2007年10月号あたりに紹介されてたんだよね。
アレは視覚的インパクトが強かった。
映画の中でも目立つし華やかだしね。

か、勘違いしないでよ!アニメ雑誌は
『絶望先生』の記事があったからたまたま買っただけ!
(誰に対してののツンデレだ)

で、銃足女(ぉ)はいつ出るんだと思ってたら
活躍は本当に終盤の最高潮の時だけ!

広がると世界中に甚大な被害をもたらす
超国家機密のゾンビウイルスなのに
被害にあったのアメリカの片田舎だけじゃん!
(それでも驚異的な感染力は怖かったけど)
とか言ってたらカーアクション映画『デス・プルーフ』だって
ストーリー回収して無いし…
最初に『プラネット・テラー』を見たから
「あちゃー、タランティーノ監督の『デス・プルーフ』の方が正解だったかな」
と思ったけど、結論を言うならどっちもどっちかな。

つーかB級映画として作られていると分かってて見るなら
そう見ればいいわけだし文句を言ってもしょうがない。
ハンバーガー屋に入って出されたメニューに
「ハンバーガーしかない!」と文句を言うようなもんだ。

B級はB級なりに味わえばいい。
てか、本物のB級映画は『喰いしん坊!』あたりで
(原作漫画はA級だけどねー。)
上の2作品はわざとそれらしく作っているんだけど。

とにかく見終わったあとの爽快感は両映画とも同じ、かな。

満点は付けがたい。
でも両方見れてやりたい事が伝わった。
やっぱ休日はお部屋でDVDだね!
大型連休とか関係無い、無い、無い!

映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトル・スター・ウォーズ)

評価:
大山のぶ代,小原乃梨子,肝付兼太,たてかべ和也,野村道子,潘恵子,三ツ矢雄二,藤子・F・不二雄
ポニーキャニオン
¥ 3,441
(2001-11-07)
JUGEMテーマ:名画

ネタのタネより。

はじめて見た映画は劇場版ドラえもんでした。
当時は幼かったし贅沢させてくれる家庭でもなかったので
毎年ドラ映画というわけには行かなかったのですが、
TVアニメで知った青い猫型ロボットを愛するようになって
活字はドラえもんのコミックスで読めるようになったし
(小学校就学前に少々の漢字も)
アニメらしいアニメを見たのもドラえもん位で。

今のオタクまっしぐらな生活だと
何でも雑食性の動物のようにアニメを見るし漫画を読みますが
とにかく当時はドラえもん以外になびかない子でした。
それが現在の私のオタクものさしになっているわけですが。

それで、映画本編ですね。
初期のドラ映画はどれも名作が多いのですが
『宇宙小戦争』はレンタルで何回も見ました。
ちょっとした少年の成長物語なのが素敵。
小人の星からの亡命者に
スモールライトで小さくなったまま対応。

挿入歌の『少年期』も印象深い。
ボクはいつオトナになるの?
ボクはどうしてオトナになるの?
「少年マガジン」の妄想グラビアの元ネタがここに。

スネ夫が一番活躍する映画という点でもいいですね。
彼のプラモデルにかける情熱が生かされた!
背が低いのがコンプレックスだったので
異世界でもてはやされるのを喜んでいたのもかわいらしい。

お色気もばっちりでしたね。
静香ちゃんが試した牛乳風呂、
あれって濃度を薄めて入るものだと思うのですが
体が小さいので少しの量の牛乳でお風呂に入れる、と
普通に入ってましたが…。
ほら、入浴中に敵が潜入してきて
あわてて着替えてよく拭いてない感じのまま
拉致られたじゃないですか。
(ああ、ネタバレ?)
あれは今思うと匂うぞ!

ネタバレしても大抵の人が知ってる…気もしますが
抑え目に書くと静香ちゃんがプラモの戦車を破って
脱出するシーンなんかも少し色気が…。

色気の話はもういい?
熱くて燃えるし素敵映画だと思うですよ。
昨今のスタイルでリメイクされたら私泣くよ、きっと。
うれし泣きなどでは決してなく…。
声優が不満なわけでも決してなく。
武田鉄也の『少年期』は超えられないでしょう。
最近の主題歌タイアップって何なんでしょうね。
良質の映画にすらそうしないと客が来ないのか。
少子化、が一番の原因でしょうけど。

『宇宙小戦争』は子供だましじゃないんだ!
大人が見てもほろりと来ますよ。

バス男

評価:
ジョン・ヘダー,ジャレッド・ヘス
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
¥ 1,401
(2007-11-21)
JUGEMテーマ:今日観た映画

ってか、タイトルは全く関係ないです!
どこにも『バス男』らしい要素なし!
さえないオタク(絵を描くのが好きなだけです、しかも萌えイラストとかじゃない。)
が災難に巻き込まれつつ恋愛を頑張るって感じで…。

当時『電車男』が流行ったから便乗して付けたんだろ、ってそんなタイトル。
原題の『ナポレオン・ダイナマイト』(=主役の名前)の方がいいと思うんだが。

元気すぎるばぁちゃん。
チャットごときに毎日数時間入り浸るダメ兄。
女を口説くのにはぬけ目がない友。
一番ムカつく叔父さん。

そんな登場キャラがぐりぐり動きつつ
あちらの学校恒例のダンスパーティや
生徒会長選挙という学校行事をこなしていきます。

これは楽しいですよー。
主人公の恋路がことごとく邪魔されるのがもう(笑)
みんなのダメ男っぷりにも注目です。
すごく少ない制作費で作られたけど大ヒットしたらしい。
映画は制作費だけじゃないよな、といういい例です。