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評価:
井上 和郎
小学館
¥ 410
(2007-04-18)
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もしあなたのお父さんが女の子のように可愛かったらどうしますか?
「葵DESTRUCTION!」は殺人的に可愛いチョコバナナ超好き38歳親父
(表紙左)とその息子の男子高校生(表紙右)の苦悩を描いた漫画です。
その破壊的な内容からコアなファンがついて読みきりだった
本作も2作目、3作目と話が出来上がってついには単行本化ですが…。
単行本化したってことは「葵」の新作は今後描かないのかな、うにゅぅ…。
どうやら作者の少年漫画に対する既成概念もディストラクション
されたらしく(熱血バトル漫画を描くべきだと思っていたらしい。
でも、バトル漫画要素は今でも残ってるよなぁ…。)
「葵」以降に描かれた他の短編もなかなかイッちゃった内容です。
井上氏の発案じゃないけれど「女が触ると固くなる刀」とか
「右手に恋人が」レベルののヘンタイさだよなぁw
同氏作品の「美鳥の日々」や「あいこら」を知ってる人なら
分かると思いますがあの癖のある漫画たちの原典です。
音禰ねーちゃんもナナ美ちゃんも夜光くんもみんな魅力的だわ〜。
デビュー作の4コマが載ってないのは残念だけど
あれは確か出版社が違ったはずだから仕方ないのかな?
万人にお勧めできるかわからないけど(井上和郎ファンなら絶対オススメ)
私の中では宝物決定です。
書店で見かけなくて苦戦したけどセブンアンドワイで取り寄せました。
ついでなので竹本泉氏の「ねこめ〜わく4」も今更ながら
買ったんですがレビューは後ほど…うじゃうじゃ。