恐怖から来る自殺願望。
ぶっちゃけ、自分自身も怖いし、自分と繋がっている世界も怖い。そんなある日、発作の波が最大級まで来た。彼が仕事に出て帰らない一人の部屋で、包丁で手首めった切り。包丁の切れ味は最悪なので、全然傷ついてくれない。出来るのは包丁を引いた後だけ。あまりの事態に自分でも怖くなって掛かりつけの病院に電話する...「自分で自分を制御できないのだったら、入院するしかないでしょうね〜。」その言葉が逆に恐怖心をあおる。
トーンカッターも普通のカッターナイフも彼に隠されていて、もどかしい。首が吊れるかな?と、ビニールロープでわっかを作ってみたけれど、いい釣り場所が無い。そんなことを繰り返しているうちに、自分でも制御できるギリギリの精神状態まで来てしまって...
自分で救急車を呼んじゃいました。
不思議。救急車の車内にいるだけで落ち着いてきたよ。でも、救急隊員の方たちにはすごい迷惑をかけてしまって申し訳なく思います。...精神病患者は迷惑だし何処でも嫌われるよね。それでも夜も精神科の診療を行っている病院に連れて行ってくださって。そこで処方されたお薬でマッタリ出来ました。
途中、道がわからず雨の中1時間以上も歩いて帰ったわけですが...病院にいる時点でタクシーを呼ぶとか気の利いたことが出来ないんですよ、マッタリし過ぎて。そう、そのマッタリが曲者。確かに日中の自傷行為は無くなった。けれども気力がわいてこなくて、大好きなゲームも、お絵描すら全く出来ない状態。脳の欲求に体が付いていけない。
これはこれで生き殺し状態でつらいので掛かりつけの病院に、救急車で運ばれたことの結果報告も踏まえて今後の相談に。...え、やっぱり入院ですか?確かに上に書いた様な苦しみを取り払うならそれが最善の方法だ。実は以前、電波を出しすぎて入院した経験があるわけで...第三火星語も話せそうな勢いで、電波トークをまくし立てていた私が3ヶ月で真人間になりましたもの。今の症状なら断然軽いから先生のおっしゃるとおり、1ヶ月で真人間に戻れそう...。
でも、その時に先生が処方してくれた薬のおかげでこうやって日記を書けるほどに正気を保てているんだし...ひょっとしたら入院しなくて平気?ともかく何時、私がネットの世界から消えても私自身は無事なはずだから...。お別れの挨拶がいつ出来るかわからないので、今書きます。
ありがとう。