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14万羽折らないかプロジェクト
そうだ。戦争の無い平和な世の中を願って、せめて鶴を折ろう。
たとえ出身が怪しげな某匿名巨大掲示板のプロジェクトだとしても、
しない後悔よりする後悔。(しない善よりする偽善。)
各地で催されていたという折り鶴オフに参加するなり
個人でひっそりと最低単位50羽を折って綴って送った折り鶴を、
各地域でボランティアさんが千羽鶴に体裁を整え、
終戦記念日にはヒロシマの地に送り届ける体制が出来上がっているという。
上でも書いたが、所詮、謎の匿名掲示板出身企画。
悪い言い方をするが、プロジェクトの大きさ故に
何かしら事故が起こる可能性もありえる。
責任者が逃げ出さないとは言い切れない。
何より折った鶴達が確実に届くのかも疑問。
…それでも私はプロジェクトの成功を信じて鶴を折りつづけた。
思い出話になるが、私は小学生の頃、「集会委員」に所属していた。
児童会の補佐、あらゆる学校行事の企画、雑務をこなす委員だ。
その小学校は修学旅行へナガサキヘ行くのが慣例だった。
ナガサキも被爆体験のある都市。
この時期の「集会委員」の業務は「全校児童で千羽鶴を完成させる」事。
・全学年、全クラスへの折り紙の配布、補給。
・特に、低学年のクラスには各委員が赴いて鶴の折り方の実演を。
・各クラスから集まった折り鶴の数、その他のチェック。
(きちんと折れていない物は集会委員達の手でちまちま折り直し…)
・鶴の数量を整え、1羽1羽、針と糸で綴ってゆく…
と、ここまで気の遠くなるような作業を終えて、よーやく
修学旅行生がナガサキの地へ届ける千羽鶴達が完成していったのだ。
まぁ…。
なんというか。
そんなこんなで、「平和と折り鶴を折る意味」とか「裏方の気苦労」とか、
「被爆者遺族の終わらない悪夢」とか「核保有国の大馬鹿野郎」とか…
何だか色々ともやもやした心情は持ち合わせているつもり。
で、何とか今日は目標最低ラインの50羽の鶴を完成させた。
昨日は鶴を折りつつ怪しげなチャットに居座って時間を潰したが(^^;
今夜はしっかり睡眠を取ることにして…
明日、50羽の鶴を糸でしっかりと綴って封筒に入れ、切手を貼り、
締めきりを逃さぬように土曜日に開いてる郵便局まで自転車を走らせよう。
あれこれ議論するよりも、動こうとする気持ちが、多分、大事。