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『天に昇った男』レビュー(バレ)

昇天伝説のある星の綺麗な街で起きた殺人事件。
犯人だと言われた男が17年後に死刑に処せられるが奇跡的に生還する。
事件の真相とは、男が見たものとは。

これ、結末が突拍子も無いです。
読むととてもびっくりすると思う。

星の綺麗な星里の街での豊かな風景描写がよい。
そして、自伝みたいね。一人の男の生き様を丁寧に追ってるね、という印象。

街の娘、富栄ちゃんが、知恵遅れ(原文ママ)なんだけど、
純粋で、悲しくて、つらいね、という。

どうすれば問題は解決したのだろう。
どうすれば悲劇を生まなかったのだろう。

不思議な読み味だけど読みやすいです。
そして考えてしまう。

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評価:
島田 荘司
光文社
¥ 480
(1994-10)
コメント:問題提起作。

『イニシエーション・ラブ』ブックレビュー

評価:
乾 くるみ
文藝春秋
¥ 600
(2007-04)
コメント:ラブストーリーだがミステリーだ!

マユと出会った僕は恋に落ち・・・

凡庸なラブストーリー、だけどミステリー。
ラスト2行で壮絶などんでん返し。
最後まで読んでしまうと、物語が全く違う意味を持つ。
小説という媒体でしか成し得ないトリックだと思います。

80年代は、みんなこんなバブルな恋してたのかね、
という、本当に読み口は恋愛小説だったのですよ。
本当、ぼんやり読んでると、ありきたりの恋愛小説に見えちゃう。
当時のあるあるネタなのかな、っ感じで。

ネタバレだけはしたくない、すごく言いたいことはあるけど!



感想を書いてない、読んだ本がわんさかあるのですが、
それらを差し置いてのブックレビューです。
この本だけは読み終わったらすぐ書きたい!ということで。
『イニシエーション・ラブ』には新鮮な感動を覚えた!


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ジェネラル・ルージュの凱旋、チーム・バチスタの栄光。

結構以前に読破していた本の感想。
いつまでも放っておいても記憶が薄らぐだけなので、
1行でも2行でも感想を書いて消化していきます。

読んだ順番。
1)ジェネラル・ルージュの凱旋(漫画版)
2)ジーン・ワルツ
3)ジェネラル・ルージュの凱旋(上下巻)
4)チーム・バチスタの栄光(上下巻)

時系列順に読まないとかとんでももったいないことしています。
『チーム・バチスタの栄光』で、田口、白鳥コンビが
謎をとくのだけど、『ジェネラル・ルージュの凱旋』が
その後の時間軸の話で、田口、白鳥コンビもでるよ、と。
そういうつながり。

リアルな医療現場の描写に漫画チックなキャラの融合。
本当に、この部分が上手すぎます。
破綻していない。むしろ、最大の魅力になっている。
最初に漫画版を読んじゃったけど、漫画で読んでいない小説も、
漫画絵のキャラが頭に浮かぶくらいのキャラの立ちっぷり。

そして、読みやすい、読みやすいのです。
新人の小説はたいそう読みづらいと相場が決まっているのに!
このミステリーがすごい大賞受賞作でこの出来かよ!
まったくうらやましい。

JUGEMテーマ:読書
評価:
海堂 尊
宝島社
¥ 460
(2009-02-21)
コメント:高遠るい描き下ろしの漫画版。あの小説を読んでも私はこんなに分かりやすく漫画にできないわー。情報の整理がうまいよね。

評価:
海堂 尊
宝島社
¥ 500
(2009-01-08)
コメント:死者がいなくても成り立つ医療ミステリー。

最近読んだ本。

最近脳に血が廻っていない感じがして大変苦しいです。
(11月5日現在)
出来る範囲でブログを更新するよ。

◆アンドロイドは電気羊の夢を見るか?
いまさらあらすじとか不要のヒット作だと思う。
アンドロイド=精神病患者、と私は解釈した。
大昔に読んだときはそうは思わなかったのに。
その程度のことで何が違うのよ普通の人間と、と思ってしまう。

中盤での立場逆転はドキッとしたね。

文字の詰め具合が半端ない、さすが昔の小説。
適度な改行がほとんど見受けられない。
デッドスペースを許さないかのように。
おかげで読み終えるのに時間がかかったよ。
20年くらい前の文庫本が出てきたので読んだのだけど、最近のは改行してあったりする?

◆貧困ビジネス
100円ショップは良い方の貧困ビジネス。
この本では貧しい人が貧しさから脱却できなくなる恐ろしいビジネスの数々を紹介している。
貧者から搾取するこれらの奇妙なビジネスはいまだ世界にはびこっているのです。
つらいなー、これはつらいなー。

◆世界一身近な世界経済入門
上の『貧困ビジネス』と同じ著者なのだが…これはひどい。
合間合間に架空の「普通の夫婦」の会話文をが挟み込まれているのだが、キャラクターの立て方がなっていない。
出来杉くんと出来杉くんが会話しているような出し惜しみしない専門知識。
オマエら全然「普通」じゃない!
ものを教える体裁ならばせめて、片方の知識レベルを落とさないと会話文にしている意味が分からない。
単純に会話文としても不自然な文体。
本当、なぜ会話文なのか、小説家ごっこがしたかったのか。
この本は作者の主張だけで進めても何も問題がないのに、会話文が珍妙すぎて経済入門しているどころではなくなります。

「最近これも高いし、あれも高いわ。」「それはあの国とあの国が発展して世界的需要が増えたからだよ。」
これだけで80ページくらい削れると思う。(誇張)

夫婦の会話文さえなければいい本です!でも、なくなったら別の本になる。

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評価:
フィリップ・K・ディック
早川書房
¥ 777
(1977-03-01)
コメント:アンドロイドは本当に処分の対象なのか?

評価:
門倉 貴史
幻冬舎
¥ 777
(2009-01)
コメント:貧困層からむしりとるビジネスを紹介。

評価:
門倉 貴史
幻冬舎
¥ 756
(2007-11)
コメント:架空の夫妻の会話文の採用がすべてをダメにしている。

さいきんよんだほん。

今週の絶望先生とみつどもえ10巻の内容も衝撃的だったけど、
読んだ本とか見た映画とかを最近はまとめていなさすぎだと思ったのでまとめ。
漫画レビューもやります、ぜったい。
義務化すると重苦しいけど、本来の私は感想を書かない方が
罰ゲームのように重苦しい状態になってしまう。
それが最近なかったのは体調とかいろいろあったのだよ!

◆死体入門!
現代日本は死体を隠したがる。
事故現場のTV中継で死体を写してしまおうものならクレーム必至だし、
親しい人の死体でも、そう長くは顔をあわせていられない。

でも、人間は全員死体になるんだよ。
死体を知るための入門書。
腐り方から埋葬の仕方から、人を魅了する死体(ミイラ)まで。

日本で即身仏状態の死体は毎年割と多く発見されていて、
当たり前すぎて報道されないとか。
以前ニュースになった非実在老人の即身仏は所詮、非実在の部分に
スポットが当たっただけということか。
死体そのものより、即身仏状態になるまで誰も気づかない老人の孤独死が
多い事実のほうが怖いよね…。

◆ジーン・ワルツ
婦人科医の曽根崎理恵さんマジ魔女!
残り8ヶ月で閉院が決まったマリアクリニックの最後の妊婦5名の運命は?
社会派医療ミステリー。

ミステリーという性質の小説なので余計な前情報なしに読んで欲しいものです。
なのでネタバレっぽいことは私には書けません。
女はしたたかだな、そして大学の講義の雰囲気ははあるあると言いたいな。

◆空気を読むな、本を読め。 小飼弾の頭が強くなる読書法
私に今日の日記をかかせた本。

たとえメモのような感想でも、アウトプットすることで
本の内容の理解度が深まるらしいよ。
自分の本の読み方を強く肯定されたようで安心した、けど。
最近読書量が減っていたのでもっと貪欲に書を求めていいなと思った。
読書は娯楽であって、義務でも仕事でもないから良いのです。

筆者オススメの101冊の中に『かってに改蔵』が入っててびびったよ。
情報を求める媒体として良いってこと?時事ネタだから?たまにメタなところ?
純粋な娯楽として?


しかし電子書籍は読み易すぎてたまらん。
漫画ばかりでなくもっと活字媒体も電子出版されるべき。
漫画の電子書籍は無料部分のためし読みしかしたこと無いけど
活字の本の方が絶対ふさわしいと思うのです。
絶対外れないしおり、目次から目的の章へひとっ飛び、イイヨイイヨ。

でも、週刊少年漫画誌から発売日に1作品だけ電子書籍でバラ売りを始めたら
私は真っ先に理性崩壊して買い求めてしまうと思います。


JUGEMテーマ:読書 
評価:
藤井司
メディアファクトリー
¥ 945
(2008-03-19)
コメント:人は必ず死体になるのだよ。だけど現代では死体は隠されすぎ。死体の腐敗の進み方から、死亡届の出し方まで。知識として知っておきたい死体と死体にまつわるあれこれ。

評価:
海堂 尊
新潮社
¥ 500
(2010-06-29)
コメント:産婦人科医『クール・ウィッチ』曽根崎理恵が魔女すぎてグイグイ話の中に引き込まれる。社会問題を提示しつつ、医療知識を駆使しつつ、おもしろい小説に仕立てる手腕が流石すぎる。

評価:
小飼 弾
イースト・プレス
¥ 1,500
(2009-10-22)
コメント:電子書籍版を読破。この本を選んだ時点で「本を沢山読みたい」という願望は実行にうつすだけとなった。

図書館、 本田透 と 桜井政博 。


評価:
桜井 政博
エンターブレイン
¥ 1,365
(2008-07-18)
コメント:桜井さん好きなら楽しめるヽ(^o^)ノ

評価:
本田 透
講談社
¥ 1,890
(2006-12-20)
コメント:男はモテちゃダメなんだよ!

評価:
本田 透
筑摩書房
¥ 735
(2005-11-07)
コメント:これは読みたかった。
JUGEMテーマ:気になる書籍

ふはー。
図書館でラノベの棚ばかり探すもんじゃないな。
本田透氏はオタク男を語らせたら逸品!

喪男は創造性があるのです。
まじめに哲学書として読むとどうかと思うけど、好きだよ。

 桜井政博氏のゲームの話の本まで図書館にあるとは!
かなり最近に出版された本ではないか。
スマブラXのキャラメイクがカラー図解で載っててよいご本です。

眉山

評価:
さだ まさし
幻冬舎
---
(2004-12)
JUGEMテーマ:本の紹介

上手い歌詞を書けちゃう人は文章もうまいのかー。
読みやすくさくさく読めます。
ただ、内容ゆえに「ありゃ」と数ページ戻ったり。
(それは私の記憶力が悪いからかも)

東京で勤めていた主人公の咲子は
母が末期がんという事で実家の徳島に帰る。
仕事も辞めて最後まで面倒を見ようと思っていたのに
母は自分でケアハウスに移る手続きをしたとか
検体希望とか平然と言ってのけるので咲子さんおたおた。
病気が縁で母と娘の関係を見つめなおす話、かな。

咲子さんの母が病気になる前は水商売のママさんをやってた。
粋なふるまいと江戸っ子本来の気質で客の人生を変えるほどの人気者。
で、母は江戸っ子なのになんで徳島在住か、とか
謎の咲子の父の存在とか…
私が文章にすると面白くないけどこの母、「神田のお龍」の生き方は面白すぎる。

エンターテイメントとして面白いだけでなく
献体などに託す人の命の重さも考えさせられます。
どの命も等しく重いけどね、うん。

そして、映画化したんでしょ?
この文を書くためにレビュー用画像を探してたら出てくる出てくる。
話のラストが違うらしいので気になる。です。
原作通りじゃないのかよ!
この本の展開がベストだと思うので…んー。

本文を読み終え、ラストの執筆協力の方々の名前を見ると…笑いが。
さだまさしさんよ、あなたはハッシーですか!!!
出版社の関係者の名前じゃない分マシだけど。